ステビアの様々な活用

ステビアステビア濃縮液ステビア農法

ステビアは当初、葉の部分を甘味料として使用していました。

ところが研究が進むにつれ、ステビアの効能が多岐にわたり様々な分野で活用されるようになりました。

茎の部分のステビア濃縮液が血糖や血圧など健康にいいとして医薬品やサプリメントに使われています。こちらは日進月歩で研究が進んでいて、今後の発表が待ち遠しい分野です。

変わったところでは「ステビア農法」というものがあります。

そもそも、ステビア濃縮液が発見されたこととステビア農法は深い関係があります。

それはステビアの葉を甘味料として栽培していたときのことです。

ステビアが成長し葉を収穫したあと、ステビアの茎の部分はそのまま廃棄するため、畑の隅の部分にまとめて積み上げました。

ところがある日、畑の隅に植えていた木になるミカンだけが、やたらと甘いことに気がつきました。特別に変わったことはしていないのに、なぜだろう?

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ふと足元をみると捨てるはずの、ステビアの葉と茎がその木の根元にありました。もしや、これが・・??

そうです、捨てるはずの部分にも高い栄養価があることがわかったのです。

ステビア農法とは単に甘くなるというのではなく、本来の植物のチカラを生み出す効果がありました。これはステビアが栄養価の高い豊かな土壌作りにも大きく作用していることとも関係しています。

現在では果物、野菜、穀物などの味覚を高め、収穫量を増やし、日持ちもよくなるとして、無農薬農業の実現を生み出す、大きな力となっています。

また畜産の分野でも病気を予防し、肉質、乳質をよくするとして使われました。

他にも化粧品やヘアケアなどの美容分野でもステビアは使われています。

自然植物のステビアは、現在様々な分野で活躍しているのです。