ステビアの安全性

ステビア安全性

かつてステビアの安全性が問われた時がありました。

それは

・ステビアを避妊薬として使っている

・ラットの実験でステビアエキスを投与したら妊娠率が低下した

などという話が口コミだけでなく、雑誌などでも掲載されたためです。

この影響により当時「ポカリスエットステビア」はCMを中止するほどでした。

実際のところはどうなのでしょうか?

そもそもステビアが輸入されたのは、当時使われていた合成甘味料

チクロ、サッカリンに発ガン性があり、次々と使用禁止となり、その代用としてでした。

ところがそれをよく思わない方々や、様々な誤解から

ステビア=不妊という図式が生まれました。

また有名な科学雑誌「ネイチャー」に

「ラットにステビアエキスを投与したら妊娠率の低下があった」

という論文が学者によって掲載されたこともあります。

ネイチャーに掲載された論文はその後、再現が認められないとして多くの研究機関等が証明しています。

残念ながら日本で起きたような掲載の取り下げはしなかったようですが…(笑)

あまりの風評被害により2004年にWHO(世界保健機構)とFAO(世界職労農業機構)により安全宣言が出ています。

また世界でも最も厳しい機関のひとつといわれるFDA(アメリカ食品医薬品局)も2009年に一部承認をしています。

もちろん日本でも安全性を立証しており、安心して使用できる食品がステビアなのです。