ステビアが糖尿病に?

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近年、様々な研究からステビアが糖尿病に良いということがわかっています。

そのひとつは、安心で低カロリーな甘味量だということです。

ステビアは葉の部分に砂糖の300倍の甘さがあり、カロリーも100mlあたらい9kcalであることから、ダイエット食品として注目されています。

近頃、コカ・コーラ社でも飲料に使用したように、私たちの身近な食品にも使用されています。2004年にはJECFA(ジェクファ)において最高ランクの安全性も認定されました。

このことから、カロリーを制限している糖尿病患者やダイエット中の方に非常に適した食品だといことがわかります。

sutebia1<甘味料として使われるステビア>

ステビアが糖尿病に良いといわれるもうひとつの理由は、インスリン抵抗性の改善作用があるということです。

食事をすると誰もが血糖値が上昇します。上昇した血糖値はすい臓から分泌されるインスリンによって下がります。

このインスリンの機能がきちんと作用しないことで常に高血糖の状態となり、糖尿病になってしまうのです。

ステビアは茎の部分に、インスリンの抵抗性を改善するはたらきがあることが、2006年日本糖尿病学会において、千葉大学の研究グループにより発表されました。

これにより、糖尿病患者の血糖値に大きな変化が見られるようになったのです。

現在はまだ研究開発中ということで、全ての糖尿病患者が対象というわけではありませんが、血糖値で悩んでいる人に朗報であることは間違いありません。

stevia2<糖尿病の方に朗報といわれるステビア>

 

注意していただきたいのは、甘味料としてのステビアと、糖尿病に作用がはたらくステビアは異なりますので混同しないでくださいね。