日本人のコメの消費量が大幅に減っているといわれてから、かなりの時間が経過していますが、それでも私たちの主食といえばやはりコメですよね。
日本のコメほど研究、開発されているものはありません。
元来、亜熱帯が主な生産地域だったコメを亜寒帯湿潤気候である東北北部や北海道全域まで広げたのはまさに、日本人の努力のたまものといっても過言ではありません。
近年でも、より美味しくをモットーにまだまだ研究されています。
その研究に一役買っているのが、ステビアです。
希釈したステビア濃縮液を散布すると、
・農薬の使用量が大幅に減
・コメの甘味が増す
・粘り気、歯ごたえがある
・香りがいい
と高評価が続きました。
さらに「冷めても美味しい」ということでステビアの利用に拍車がかかりました。
また、ステビア濃縮液を散布した田では、そうしなかった田と比較すると収穫量が多くなるということがわかり、生産農家にとっても喜ばしい事態となりました。
現在ではさまざまな品種のお米の生産にステビアは使われています。
こうやって美味しいものが生まれていくのですね。