花粉情報をあちらこちらで耳にするこの季節。
先日「花粉に青汁って本当ですか」と尋ねられました。
正確に言うと「花粉に青汁」では正しくはありません。青汁の材料として「ケール」が使われていないと、青汁を飲んでも効果はありません。
日本ではスーパーや八百屋などであまり見かけないケールですが、ヨーロッパなどでは普通に売られています。
このケールの中に含まれている「糖脂質」と「フラノボール配糖体」という成分が、アレルギー成分に有効にはたらく、ということが多くの研究結果でわかりました。
「糖資質」は花粉症の辛い症状を和らげるはたらき
「フラボノール配糖体」にはアレルギー症状のプロセスを抑えるはたらき
を持つということで、有益といわれています。
またケールには体の抵抗力や免疫力を高める効果があるということも、花粉には青汁といわれる要素といえます。
ケールは独特の苦味があるため、青汁の材料としては使用していないものも多くあります。
花粉に悩んでいる方で青汁を飲まれる際は、必ず原材料名を見て、ケールが使われていることを確認してから飲むようにすることが大切です。
もちろん、花粉症の時期だけでも青汁を飲めば違いを実感できると思いますが、免疫力や抵抗力をつけるためには、日々の積み重ねが大切です。
まずは実践してみることが一番ですね。