ある調査によると子供の8割が野菜不足だとか。
確かに子供の野菜嫌いは多いですね。
たくさん食べる子供ならばまだしも小食の子供の場合、まずは食べることを一番にするので、「野菜を食べたかどうか」なんて後回し。
さらに、最近の野菜は昔の野菜と比較すると明らかに個々の栄養価が低くなっています。
文部科学省より発表されている日本食品標準成分表の数値で1982年と2000年を比較すると、例えば100gあたりのビタミンCは
・にんじん 7mg→4mg
・トマト 20mg→15mg
・ほうれん草 65mg→35mg
・ブロッコリー 160mg→120mg
と軒並み低下していることがわかります。
ちなみにこの比較ですが、1950年のほうれん草の含有量は150mg。
なんと現在の4倍以上も含まれていたのです。
これでは
【いくら食べていても野菜不足は解消できない】はずですね。
野菜不足で怖いのは育ち盛りの子供に今後の成長、頭脳や体力にも影響を及ぼすことです。
具体的にこんな症状が表れると言われています。
・身長、体重の発育不良
・風邪を引きやすくなる
・イライラしやすい
・根気がなくなる
・思考能力の低下
お、恐ろしいですね。
もちろん大人の場合でも同様のことは起こることもあるでしょうが、起きる現象は主に肌あれ、便秘、貧血などですよね。
子供は成長期だけに、引き起こす症状が大きいといえるのかもしれません。