私たちが取るべき栄養素にビタミンやミネラルがありますが、近年これらの摂取量が大幅に減少しています。
ビタミンはビタミンCやビタミンAなど、約30種にもわかれ、それぞれ必要量は微量ですが、私たちが生きていく上で必須と言われています。
しかも身体の中ではほとんどが作る事ができないため、食べ物から摂ることが必要です。
ビタミンには水に溶ける水溶性ビタミンと油脂に溶ける脂溶性ビタミンがあり、それぞれ特徴があります。
またビタミンは水に溶けやすいものや熱に弱いもの、調理で損なわれやすいものがありますので注意することが必要です。
ミネラルはエネルギーを作ったり、皮膚や臓器の新陳代謝をしたりといった体内の化学反応を推進するために必要な栄養素です。
ミネラルは約100種類もあり、食品の精製や加工で失われるものが多い一方で、ナトリウムやリンなどは加工で増えるため、バランスよく摂ることが難しい栄養素です。
これらの不足しがちな栄養素をバランスよく持っているのが青汁です。
青汁の主な原材料として使用されている大麦若葉やケールには多くのビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。
しかし、栄養素によっては熱に弱いものもありますので、青汁として摂取する際は、加熱によって栄養素が失われていないかを確認することも大切です。