青汁の原材料としてよく使われている大麦若葉とはどのようなものでしょうか?
大麦若葉とはその名の通り、大麦の若い葉のことを指します。
大麦は収穫するとビールやウィスキー、芋焼酎などのアルコール類、味噌や麦ご飯など、多様に使われています。
その収穫のずっと前、穂をつける前の20~30cmに生育した新鮮な若葉を収穫したのが大麦若葉です。
大麦若葉には食物繊維や各種ビタミン、カテキン、カルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛、カリウム、葉酸など栄養が豊富に含まれています。
これらの栄養は量も豊富で食物繊維はキャベツの約15倍、カルシウムは牛乳の約10倍、葉酸はブロッコリーの約5倍あり、その多さがわかります。
また近年発見されたのが抗酸化作用のあるSOD酵素と呼ばれるものです。
このSOD酵素は動脈硬化や高血圧、糖尿病などの生活習慣病全般や肌の新陳代謝を促し、シミなどを改善してくれるという、とても優秀な栄養素です。
これら多くの栄養素を持つからこそ、大麦若葉が入っている青汁は、現代人に不足しがちなミネラルやビタミンを効率よく摂取することができるのです。
但し、せっかくの大麦若葉も加工の方法によっては栄養素が壊れてしまうこともあるので、製造方法を確認することが大切です。