ステビアで農産物の日持ちがよくなることは、こちらでお伝えしました。
農産物への影響はそれだけではありません。
ステビアを農産物に使用することで糖度が増し、栄養価が向上することもわかりました。
例えば、スイートコーンにおける糖度比較では通常は15.7の糖度に対し、ステビア施用のものは17.7と甘味が増すことがわかりました。
いちご(とちおとめ)では通常9.5に対しステビア施用は12.9とその差は3.4にもなりました。
作物に甘味を求める現代では消費者の意向に沿っているといえます。
また栄養価もとちおとめのいちごで比較するとミネラルやビタミン類が増加しています。
例えばミネラルでいうと、カリウムは通常165mg(100g中)に対し、ステビア施用は207mg、リンは通常25.6mgに対しステビア施用33.9mgです。
ビタミンCは通常65mgに対しステビア施用72mgと大幅にUPしています。
これらはステビアに含まれる抗酸化力が影響しています。
ステビアを土に散布することで、ステビアのに含まれるミネラルやビタミン類が土壌の養分となり土壌は豊かになります。
またそれを最大限に生かすことで食物の糖度や栄養価が増していくのです。